2010年12月7日火曜日

コレクティブハウスとシェアハウスの違い

戸高です、寿司にまみれたい。

調べていると、コレクティブハウスとシェアハウスって違うそうです。とりあえず言葉を使う際に覚えといた方がいいことだと思うので定義をしておきます。

・シェアハウス
 数人がそれぞれプライバシーのある個室を持ち、トイレ、浴室、キッチンなどを使い合って住む大きな家のこと。

・コレクティブハウス
 個々の住戸にトイレ、浴室、キッチンが完備されており、住まいの延長としての共有スペースをもっていますので、シェアードハウスより個々の住宅の独立度が高い。

といった違いがあるそうです。(参照:http://www.chc.or.jp/collective/faq.html#anchor18

コレクティブハウスの方が、シェアハウスよりもより個人のプライバシーなどが守られている、プライベートな空間があるといったイメージでしょうか。
シェアハウスが、マンガ『NANA』のナナとハチのイメージだとすると、コレクティブハウスは、SF的な感じでコロニーを1つの家として、ある集団で生活し、共用スペースがあるイメージ。

さらに、世界初のコレクティブハウス会議@スウェーデンの話によると、キーワードがありました。

「Living in (with) Community」

ということで、コミュニティを作って、多様な人、多様な世代で暮らすということがコンセプトだそうです。
そういった多様な人が集まるコミュニティでうまく運営するためには、2つの意識が必要だそうで、

1. 参加する個人が主体的な自立
2. 共同体に貢献する意識

主体性と自身の貢献、どんなコミュニティでもそうですよね。意外とコミュニティに多様性があれば、コレクティブハウスに集まってきている人々はもともと「違い」について寛容な方が多いので、問題が生じにくいそうです。

しかし、仕切りたがりな人や、皆で決めた取り決めに従わない人が現れたりすると、問題が生じるそうです。
各家庭のドコまで踏み込むか、また、小さなことでも取り決めを、皆で話し合って作っておくことが重要だそうです。


***


ここで、小さなことでも取り決めを、皆で話し合って作っておくことが重要だということなので、僕らが少し疑問に思っていた「電気代はどうなるのか?」といった光熱費の問題がありましたが、それも、

「家賃には、各住戸家賃の他に共用部分の賃料が含まれています(家賃の13~20%程が共用部分の賃料です)。
その他に共用の水道光熱費や運営費として組合費が毎月必要な経費です。

かんかん森の場合、7000円/大人1人/月(2008年の場合)
スガモフラットの場合、5000円/大人1人/月(2008年の場合)」

といった様にやはり先に決められていることがあるみたいです。
こういう光熱費とかのわかりやすい問題というよりも、もうちょっと生活に深く踏み込んだ小さな問題を、生活の流れとして改善できるコミュニケーションを考えるといいのかなと思いました。 

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