2010年12月2日木曜日

男はなぜ化粧をしたがるのか、はじめにと1章

とりあえず大学のメディアで借りて読んでみました。あまり時間がなかったのではじめにと1章だけですいません。

時代の転換期にはなんと男の化粧が関わってるんだよ!すごいね!っていうのがだいたいの文調でした。
2030年は何か時代の転換期になってるのでしょうか。もしくはすでに草食系男子が出てきている今が時代の転換期で、これがそのままエスカレートしていくのか。


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1960年ポマードから若者がリキッドへ。
これが団塊の世代が作り始めた軽薄短小の社会の一歩

眉ケア=平成7年に半数がしていた。資生堂が平成8年に眉ケアセットを発売。
    大人は顔をしかめるも、いまや高校球児にも浸透、革命の予兆

脱毛=江戸時代の女性もやっていた、また銭湯では男性もやっていた
   現代も同じく、脱毛は男も女も行う
   男女の関係は意外に化粧の関係で似ている部分もある

化粧の3分類
1美顔(メークアップ)
2整身(ひげ剃り、脱毛等の身だしなみ)
3整髪(ヘアメーク)

化粧の歴史は日本の転換点に大きな関わりがある
1男の赤化粧と刺青が語る大和政権の成立(赤化粧は太陽信仰のあらわれ)
2男も白粉、眉化粧ー国風文化と平安時代(日本の精神と文化のインフラができた重要な時代)
3男の化粧が明暗を分けた源平合戦(平氏が力を持つと貴族風の化粧を、源氏はスッピンを続けた。)
4戦国時代〜化粧をしたので天下をとれなかった今川、北条氏。秀吉も出陣の際には化粧をしていた。
5明治時代〜天皇を欧米的マッチョなシンボルに

明治時代から男性の化粧が鳴りを潜めた。しかし1995年に「フェミ男」の復活。これは時代転換のあらわれか?

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